苦手なタイプのお客様の対処方法

キャバクラには毎日毎日、たくさんの顧客がやってきます。
お店に迷惑をかけて出入り禁止になっているお客様以外、お店側が拒むことはまずありません。
つまりキャバ嬢にとって苦手と思うお客様がやってくる可能性がある、ということ。
けれど接客業である以上「この人、苦手だなぁ~」と思ってもつねに笑顔で、優しく接しなければならないのです。
今回は苦手なタイプのお客様の対処方法について伝授します。

つねに笑顔を絶やさないのがプロのキャバ嬢

キャバ嬢にとって接客しにくいお客様に
「無口でコミュニケーションがとりにくい」
「上から目線で自慢話ばかり」
「清潔感がない」
「下ネタが多い」
という傾向があります。
とくに京都のキャバクラは地元客だけではなく、観光客も多いため「旅の恥はかき捨て」と言わんばかりにハチャメチャな遊び方をしたり、日頃のストレス発散のためにキャバ嬢にベタベタ触ったり怒鳴りつけたりといった常識はずれな遊び方をするお客様もいます。

「おさわり禁止」を謳うキャバクラでキャストの腕や胸を触るのはルール違反。
すぐにボーイや店長に言って止めてもらいましょう。
けれどルールにしたがって飲んでいる顧客を「好みじゃないから」「苦手なタイプだから」という理由で嫌がったり拒否することはできません。

心の中では「この人苦手、早くこの席から離れたい」と思っても決して表情にだしてはいけません。
つねに笑顔で気配りを。どのようなお客様であれお客様に変わりはないのですから。

個人的感情で接客に差をつけるようでは、とてもプロとは言えません。
たとえバイトであっても、1円でもバイト代をもらった段階であなたは「接客のプロ」なのです。

相手の良いところ、素敵なところを見つける

苦手だと思うお客様でも、相手の良いところはきっとあります。
背が高い、声がかっこいい、洋服のセンスがいい、特定の分野に精通している…などなど。
ほんの些細なことで良いのです「ここは素敵だな」と思う部分があったら褒めてあげましょう。
「すごいですよね~、尊敬します」くらいの言葉でも良いので、お客様の気持ちがアガる言葉をどんどんかけてあげると、苦手なタイプが不思議とそう思えなくなるから不思議です。

共通の趣味があればしめたもの

たとえ苦手なタイプのお客様であっても、なにか共通の趣味があれば話題が合いやすく意気投合できます。
同じプロ野球球団が好き、ラーメンが好きで食べ歩きをしている、釣りやゴルフに興味がある、同じ芸人が好き、同じ機種のスマホを持っているなどなど、「こじつけ」と思うようなことでも大丈夫。
ささいなことで打ち解けることができるものです。